美容が趣味です

 タイトルをそのまま公言するのは気が引ける。趣味という程打ち込んでいるかと言われればそうでもないだろうし、時間とお金を使っているわけでもないと思うので。何より、『美容が趣味なのにこの程度』というのが恥ずかしくて、言えない。しかし、それ以外と比べれば、投資しているのもまた事実なのである。

 我ながらわりと色んな美容に手を出しているほうだと思うが、世界は広いし、資金も足りない。やりたいことが増えていくばかりである。ついでに何か形に残るわけでもなく、何に活きているのかもよくわかっていない。別に若作りしたいわけでもないのだが、人体実験的な意味で興味はつきないので、終わりも見えない。

 ちなみに、その一環でパーソナルカラーをはじめとするイメコンの世界に飛び込んたわけだが、まさか資格をとることになるとは思わなかった。人生、何があるかわからないものである。それを思えば、美容が趣味でも生産性はあったのかもしれない。